枝廣 淳子Edahiro Junko
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。 『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境問題に関する情報発信、企業のCSRコンサルティングや 異業種勉強会等の主宰を通じて、地球環境の現状や国内外の動き、新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を研究。 企業や自治体での合意形成に向けての場づくりやファシリテーターも数多く務め、島根県の海士町や滋賀県近江八幡市など、意志ある未来を描く地方創生の戦略策定にも関わっている。 「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。 『世界はシステムで動く』、 『レジリエンスとは何か-何があっても折れないこころ、暮らし、地域、社会をつくる』等、著訳書多数。
井上 英之Inoue Hideyuki
2001年よりNPO法人ETIC.にて、日本初のソーシャルベンチャー向けプランコンテスト「STYLE」を開催するなど、社会起業家の育成・輩出と市場の創出に取り組む。 03年、ソーシャルベンチャー・パートナーズ(SVP)東京を設立。 05年より、慶応大学SFCにて「社会起業論」などの、実務と理論を合わせた授業群を開発。 09年、世界経済フォーラム「Young Global Leader」に選出 現在、慶應義塾大学 特別招聘准教授。 12~14年、日本財団国際フェローとして、米国スタンフォード大学、 クレアモント大学院大学に客員研究員として滞在した。
西村 佳哲Nishimura Yoshiaki
1964年、東京生まれ。武蔵野美術大学卒。
建築分野を経て、「つくる」「書く」「教える」3種類の仕事に携わる。
コミュニケーション・デザインの企画立案とプロジェクトチームづくり、ディレクションを担うことが多い。
働き方研究家としての著書に『自分の仕事をつくる』(ちくま文庫)など。
近著は田瀬理夫さんのインタビューを軸に書いた『ひとの居場所をつくる』(筑摩書房)。
信岡 良亮Nobuoka Ryosuke
1982年生まれ。関西で生まれ育ち同志社大学卒業後、東京でITベンチャー企業に就職。 Webのディレクターとして働きながら大きすぎる経済の成長の先に幸せな未来があるイメージが湧かなくなり、2007年6月に退社。小さな経済でこそ持続可能な未来が見えるのではないかと、島根県隠岐諸島の中ノ島・海士町という人口2400人弱の島に移住し、2008年に株式会社巡の環を仲間と共に企業(現在は非常勤取締役)。6年半の島生活を経て、地域活性というワードではなく、過疎を地方側だけの問題ではなく全ての繋がりの関係性を良くしていくという次のステップに進むため、2014年5月より東京に活動拠点を移し、 都市と農村の新しい関係を創るために2015年、株式会社アスノオト創業。