2016年から始まった「地域共創カレッジ」がいよいよ第7期を迎えます。
「地域で何か始めたいけど、何から手を付けていいかわからない...」
「色んな人や地域と関わりたい」
「取り組んでいるマイプロジェクトに周りを巻き込んでいきたい」
こんなモヤモヤを抱えている方や、次の第一歩を踏み出したい方におすすめの講座です!
地方創生の先進的地域である5地域(宮城県女川町、島根県海士町、岡山県西粟倉村、徳島県神山町、上勝町)のアントレプレナーと連携し、都市と地域のともなる未来を一緒に創造していく「共創人材」の育成をめざし、2016年より始動しました。
アスノオトの信岡がメインファシリテーターを務め、現在は完全オンラインで運営しています。
地域共創カレッジは「対話」を中心とし、自分自身と向き合う時間を大切にしています。
目まぐるしく進む今の時代、周りの期待に応えてばかりいると、ふとした瞬間自分自身の声が聞こえにくくなってしまいます。今の仕事が自分のしたいことなのかどうか分からなくなったり、地域での立ち位置が分からなくなってしまったり...。自分自身に立ち返る場が、カレッジにはあります。
カレッジでは「答え」を教えることはありません。そもそも「答え」なんて人の数だけあるもの。だから私たちはそれぞれの答えを見つけるための考え方をお伝えします。ときに一緒に悩み、迷い、考えていく。それはもどかしく、受ける前よりもやもやが募るかもしれません。
そんなときはぜひ、もやもやした気持ちをぶつけてください。もやもやは実はやりたいことの「種」。何かを始めると必ず色んな考えや思いにぶつかります。小さな違和感も大切に歩んでください。
信岡や講師から学びを提供しますが、一方的な講座にはしません。受講生同士だけではなく、ときには講師も一緒に対話に参加します。受講生が講座をファシリテートするときもあります。そうしてどんどん自分自身の深い部分に触れていき、これから先の未来、自分がどうありたいのかを考えていくのです。
いうなれば山登りと同じ。目指す山頂があっても、行き方は人それぞれです。トレッキングする人もいれば、のんびり補正された道を進む人もいます。受講生は、一緒に山登りをする「仲間」です。仕事仲間とも友だちとも少し違う、家族のような安心感がある仲間に、ぜひ会いに来てください。そしてあなただけの山頂での景色を、一緒に見つけましょう。
あすなろノート*を用いて自分自身のこと、プロジェクトのことを内外ともに深掘りをしていきます。
など、講師陣からエッセンスをもらい、今自分がどこにいるのか、どこに進んでいきたいのか。また、自分がやりたいプロジェクトは自分のどこと繋がっているのか。しっかりと丁寧に問いを立てながら講義は進んでいきます。
参加者は期によって異なりますが、地域ですでに活動しはじめたという人や、都市にいてまだ自身のフィールドをもっていない人などがオンライン上で集まり講義に参加します。さまざまな地域にいる人と一緒に学ぶ時間を共有できるのが、他にはないカレッジの良さでもあります。
*あすなろノート・・・マイプロを参考につくられた自分のプロジェクトを推し進めるためのノート。じぶん/これまで/あすなろ(プロジェクト)の3編で構成。
共創カレッジ=一皮剥ける場所。
私は普段、教育系のお仕事をしています。やりがいもあって、夢中になれる仕事で、好きです。しかし、残業の毎日で「なんか違和感」。会社の売り上げに貢献するために働く毎日に、少し嫌気がさして違う視点が欲しくて共創カレッジに参加しました。
カレッジでは、毎回、地域にいるメンバーとオンラインで議論を繰り返しました。自分のやりたいこと、それをやりたくなった理由探し。言語化することで思考が形になっていく過程が苦しくも楽しかった。
そして、最終的に見つけたのは、自分がやりたいマイプロジェクト。
私の場合、会社を辞めて移住にチャレンジすることが、次のステップだったようで、カレッジが終わり、とあるコンペに応募しました。最終選考に通り、なんと来年あたりにIターンします。 忙しい毎日に違和感がある人は、是非ご参加ください。一皮向けて生の自分に出会えます。
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僕にとってのカレッジは、「前に進むため」というより「しっかり立ち止まるため」の場でした。
これまで自分は、何を大切にしてきた人なのか。今のやりたいことは、自分のどの根っことつながっているのか。そんな問いを、内省したり、仲間に聞いてもらったりしながらカレッジは進んでいきます。面白いのは、それを繰り返すうちに、そう思いたいだけじゃないか?背伸びして人に伝えていないか?と自分を疑うようになること。あなたはこういう人だよね、今いい顔してたよ、と見落としていた自分を仲間に気付かせてもらえること。そうさせてもらえるだけの、独特でやさしい空気や時間がここにはたっぷり流れています。
それを期待して参加したわけではありませんでした。けれど、いま振り返ってみると、そのときの自分には必要なことだったなと思えます。そういうタイミングだったのだと思います。
僕にとってのカレッジは「立ち止まるため」のものでしたが、カレッジ内では自分のプロジェクトの進め方や人の巻き込み方など、それを実践する方のお話を伺いながら見つめ直す機会があります。他の仲間にとっては意味合いが違うものだったはずです。それぞれにそのとき必要な受け止め方があり、自らの穏やかな変化を共有し合いながら、いま自分が立っている場所が少しだけ見晴らし良くなる。そんな3ヶ月でした。とにかく実用的でタメになることを教えてほしい、という人には向いてない気がします。
何かやりたくてもやもやしていたり、一歩踏み出したくて悩んでいる方へ。
SNSではキラキラした人や声が大きい人がどうしても目立ってしまいます。そんな人たちを見ると自信を無くしたり、焦ってしまったり、そうやって誰かもわからない人と競っては疲れてしまう人もいるのではないでしょうか。
誰でも発信でき、情報を享受できる時代だからこそ、自分の道や答えは自分で決めていかなければいけないと思います。きっとわたしたちが「キラキラして見える」人たちも自分で答えを見つけ歩んでいる人たちなのではないでしょうか。
競走社会に生きるわたしたちだからこそ、共創できる未来を見つけませんか?
夜間3ヶ月間(2019年5月14日~2019年7月30日まで)
5月14日 オープニング
Lカレッジの目指すものや進み方、ホームグループ作り
5月21日 あすなろノートの共有
L受講生を知る
5月28日 自分自身の探求
L自信を探求するための関わり方、問いの仕方
ゲスト:井上さん
6月4日 地域ゲストから学ぶ共創サイクル
L地域での活動を共有してもらい、うまくいくイメージ・シナリオを膨らませる
ゲスト:地域ゲスト
6月11日 相互理解
Lあすなろノートを4人1組で共有。相互理解と自信のブラッシュアップを図る
6月18日 プロジェクトの後押し
L早めに試して失敗する、とりあえずやってみようという気持ちを
ゲスト:西村さん
6月25日 システム思考
Lシステム思考を通じて自分のプロジェクトの位置づけや今後の展開を模索
ゲスト:枝廣さん
7月2日 ストーリーオブセルフ
L自分の選択や挑戦を他者に届くよう、物語にする
ゲスト:会沢さん
7月9日 地域ゲストから学ぶ共創サイクル
L地域での活動を共有してもらい、うまくいくイメージ・シナリオを膨らませる
ゲスト:地域ゲスト
7月16日 失敗の祝福
Lあすなろノートの共有から、失敗を歓迎しそこから学びを得る
7月23日 発表会(前半)
L3か月での自分たちの変化、その要因をことばにする
7月30日 発表会(後半)
L3か月での自分たちの変化、その要因をことばにする
※2019年2月28日までにお申込みで早割適用
1次募集 2019年 1月10日~2月28日
2次募集 2019年 3月1日〜3月31日
随時書類受付を行い、定員になり次第、締め切り。
総額128,000円
早割108,000円(2月28日までにお申込みの方)
※オンラインへの接続環境は必須。
会議ツール活用において、別途費用はかかりません。
お申し込みフォームよりご応募ください。
追って、選考書類をお送りいたします。
尚、2019年度 5月開講の講座(第7期)につきましては、2019年1月より受付開始いたしました。
合格発表
願書記載のメールアドレス宛に、個別に結果を通知いたします。
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